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ジンバブエ政府が政治的意識の高いアーティストを弾圧

【ハラレIDN=ファライ・ショーン・マティアシェ】

ジンバブエの重要な選挙が近づく中、エマーソン・ムナンガグワ政権は、有権者登録を促し政治腐敗に対して歌で対抗するよう呼びかけているミュージシャンらに対して、厳しい弾圧を進めている。

アフリカ南部に位置するジンバブエでは、この8月に総選挙が行われる予定だ。

与党「ジンバブエ・アフリカ国民同盟・愛国戦線」(ZANU-PF)を率いる現職のムナンガグワ氏が、野党「変化を求める市民連合」(CCC)のリーダーで、より若くカリスマ的人気を誇るネルソン・チャミサ氏を破って二期目の当選を狙っている。前回2018年選挙では、与党がCCCを辛うじて破った。

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Boats in Mullins Beach in Barbados. Credit: Caribbean Tourism Organisation.

カリブ海地域の観光業に脅威を与える気候変動

【ポートオブスペイン(トリニダード)IDN=リンダ・ハッチンソン=ジャファール】

太陽の降り注ぐ浜辺や静かな水辺、活気のある文化で知られる人気の観光地・カリブ海地域が、気候変動の破壊的な影響によって厳しい現実に直面している。

カリブ地域の島嶼諸国にとって観光業は経済上の命綱であるが、地球温暖化によって地域の繊細な生態系が崩れ、インフラや地域の生活に影響を与える中で、存続の危機に立たされている。

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|タイ|年金と農業補助金が選挙における最大の争点

【バンコクIDN=パッタマ・ビライラート】

タイの人口が高齢化し農民が借金に苦しむ中、5月14日の総選挙でこれら集団からの票を勝ち取ろうと、政党のボルテージが上がっている。

下院500議席に対して5200万人以上の有権者がいる。2022年12月以来、選挙戦が激しくなってくる中、タイの諸政党は票を勝ち取るための魅力的な政策を発表している。たとえば、高齢者手当、妊婦・児童福祉、農業部門への支援基金などである。

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|日本|広島G7サミットに向けてグリーン開発を提起

【シドニー/東京IDN=カリンガ・セネビラトネ】

3月29日、創価大学(東京八王子市)で「G7広島サミットにおける安全保障と持続可能性の推進」をテーマとした政策提言国際会議が開催され、参加者らは5月に広島で開催される先進7カ国首脳会議(G7サミット)に向けて、政策課題の焦点をウクライナ戦争からグリーン開発や食料・エネルギー問題へと振り向けるという複雑な問題について議論した。G7サミットは、仏、米、英、独、日、伊、加(議長国順)の7か国並びに欧州理事会議長及び欧州委員会委員長が参加して、毎年開催される国際会議である。

来日して会議に参加することができずやむを得ずオンラインでミュンヘンから発表をしたスピーカーがいたことに、このジレンマは象徴的に表れている。彼女は、会場の聴衆(とオンライン参加した聴衆)に向かって、ドイツで発生した労働争議のために来日することができなかったと語った。

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森のゾウたちが炭素吸収を促進する―ゾウを殺してはならない

【ヤウンデ(カメルーン)IDN=ヌガラ・キラン・チムトム】

アフリカの森林に生息するゾウたちは、森を破壊するネガティブな存在と考えられてきたが、この大食漢たちは危機にある気候問題を救う重要な役割を実は果たしていると考えられるようになってきた。

アフリカの森林に生息するゾウは、かつて食事を通じて森林を破壊すると見られていたが、それが森林を健全に保ち世界的な気候問題の対処にも役立つものであると科学者らは考えている。

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健康な食品の入手困難に悩むラテンアメリカ・カリブ地域

【サンチアゴ(チリ)IDN=ロドリゴ・ペレス】

食料価格の高騰が続く中、ラテンアメリカ・カリブ地域では1億3130万人が、世界の他の地域に比べて、健康的な食事を諦めざるを得なくなってきている。『食料安全保障と栄養に関する地域概況:2022年版』によると、2019年に同地域でこのような状況にあった人々の数は1億2300万人だった。

ラテンアメリカ・カリブ地域全体では人口の22.5%が健康的な食生活を送ることができない一方、カリブ地域では52%、中米では27.8%、南米では18.4%であった。

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|タイ|「希望の種」が地域の食料不足解消をめざす

【カエン・マクルード(タイ)IDN=パッタマ・ビライラート】

種なくしては世界の人びとを食べさせるのに十分な食料安全保障は望めないという信念の下、タイの「希望の種子」(SOH)プロジェクトが、地域に自活的な農法を身につけさせ、収奪的な農業ビジネスから身を守ることを目指している。

タイ北部の低地ウタイターニー県カエン・マクルード村の住民のほとんどがポー・カレン民族であり、彼らの文化や伝統は種子と密接に結びついている。

この地域の習俗に詳しいワノブ・コルスクさんは、「私たちの食料は種に由来しており、地域の様々な儀式で、客人や村の長老たちに種が提供されます。例えば、炊いた米に豆やゴマと混ぜた伝統料理『ミーシ』が、結婚式などの儀式に出席する客人らに振舞われます。また、重要な儀式として、種をお供え物として僧に捧げるのです。」と語った。

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Photo: Malalasekera Foundation chairman Ashan Malalasekera presenting schoolbooks to a student at a function in Kataragama recently. Credit: Manoj Divithuragama.

経済危機で窮地に陥るスリランカの無償教育

【コロンボIDN=ヘマリ・ウィジェラスネ】

ミレニアム開発目標(MDG)の教育に関する項目を達成し、国家独立後のサクセスストーリーの一つだと考えられているスリランカの無償教育が、この人口2200万人の国を襲った経済危機のために危機に瀕している。

急激に高騰する紙価格のために、教科書やノート(生徒らはこれをメモを取ったり演習をする際に利用する)を入手することが難しくなっており、多くの貧困層には手が出ない。演習ノートの値段は、昨年は80ぺージで50ルピー(0.14米ドル)、400ページで450ルピーだったのが、今年はそれぞれ120ルピー、920ルピーとなっている。

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「アフリカの角」地域で未曽有の干ばつ

 

【ニューヨークIDN=J・ナストラニス】

国連は、アフリカの角地域(アフリカ大陸東端の半島周辺)が未曽有の干ばつに襲われており、壊滅的な被害が起きるだろうと警告している。同地域は5期連続して干ばつに見舞われており、2023年3~5月の雨季も水不足で6期目を迎える可能性もある。

アフリカの角地域全体では、2022年後半に起きた史上最長かつ最も厳しい干ばつにより、少なくとも3640万人が影響を受けるとみられる(エチオピア2410万人、ソマリア780万人、ケニア450万人など)。

国連人口基金によると、この地域には生殖可能年齢(15~49歳)にあたる女性900万人超も含まれている。彼女たちは、健康上の危険に直面しているほか、干ばつによってジェンダーに基づく暴力が激しさを増す可能性もある。

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Photo: Women in Zambia work inside a greenhouse to increase the production of vegetables for sale at a local market. Credit: ILO/Marcel Crozet.

国連三機関が農村雇用への投資を要望

【ジュネーブIDN=ジャヤ・ラマチャンドラン】

3つの国連機関による共同報告書が、気候変動や減災、水不足などの大きな問題に対処する自然の力をさらに強化することで2000万人の雇用が生み出せると主張している。

国際労働機関(ILO)国連環境計画(UNEP)国際自然保護連合(IUCN)の共同報告書によると、「自然を基盤とした解決策(NbS)」を支える政策に投資することで、特に農村地帯において大きな雇用創出効果が見込めるという。

国連環境会議決議5/5は、NbSを「社会、経済、環境の課題に効果的かつ適応的に対処し、同時に人間の福利・生態系サービス・回復力・生物多様性の利益をもたらす、自然または改変された陸上、淡水、沿岸、海洋生態系の保護・保全・回復・持続的利用・管理のための行動」と定義している。

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